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猫と紫外線の注意事項

 

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猫と紫外線の注意事項


猫と紫外線の注意事項

人間にとっては日焼けだけでなく、日光アレルギーや紫外線アレルギーと呼ばれる紫外線の害は、もはや一般的ですね。


真っ赤になる、斑点が出る、カサカサになる…などの、皮膚科の治療が必要な症状も知られています。

 

実は、猫の肌トラブルにも、紫外線が原因となるものがあるんです。


ふわふわの被毛に覆われていて、しかも日なたが大好きの猫さんがまさか…と思ってしまいますよね。


私も驚いたのですが、実際に「日光皮膚炎」、「日光過敏症」などと呼ばれる症状があるんですね。


日光過敏症…こんな症状が出たら注意!

・皮膚が赤くなる
・季節以外の脱毛
・カサカサかさぶたができる
・かゆがっている

 

もちろん、強烈な日差しに対しては、まずは熱中症に気をつけるべきです。


しかし、先に挙げたような皮膚炎の症状があり、かつ他のアレルギー要因(細菌、真菌の感染、寄生虫、食物アレルギー、心因性のストレスなど)に心当たりがない場合は…。


「紫外線が原因かしら?」と疑って、獣医さんに相談した方が良いようです。


特に、他に異常が見られないのに、毛の薄い耳の先端や口まわりに発疹や赤みの症状が見られて痛々しいときには、要チェックです。


日光過敏症は、慢性化するとガン化(扁平上皮癌)することも稀にあるそうなので、注意が必要ですね。

 

 


日光過敏症にかかりやすい猫の種類

 

紫外線の影響を受けやすい品種は報告されていないようですが、以下のような猫さんは要注意です。

 

・体毛が白い
・体毛が薄い
・室外で飼育している
・高齢猫

 

日光過敏症は紫外線による肌のアレルギー症状だと考えられていますが、詳しい発症のしくみは分かっていません


毛色の薄い猫、遺伝的にメラニン色素が少ない猫に多く見られると言われています。

 


日光過敏症の対策

紫外線が原因だとしても、猫さんが皮膚炎になってしまった場合は、治療は獣医さんでステロイド系の薬を処方してもらうのがメインとなりますが、飼い主ができることはあるのでしょうか。

 

・できるだけ紫外線を避け、外出させない
UVカットシートやガラスの利用
・日焼け止め

 

猫さんは日なたが大好きですから、日光浴をすべて禁止するのは可愛そうですよね。
ただ、栄養学的には、猫族は人間のように日光からビタミンDを摂取する必要はないそうなんです。


ですから、紫外線アレルギーだと確定した場合には、猫さん専用の窓にUVコート剤を塗ったりシートを貼ったりするのが良いようです。


ネットでは「日焼け止めを塗るといい」という記事も見かけますが、人間用のものは害になる場合もあります。


あくまでノンケミカルなものを選んで、獣医さんに相談してから使用を決めたほうが良いでしょう。

 

日光…紫外線を浴びることが、全ての猫に悪いと言うわけではありません。


ただ、皮膚炎の原因が他に思い当たらない場合は、紫外線が原因の場合も考えられる、というお話でした。


我が家にも毛色の薄い、ダブルコートの毛並みでない猫さんがいるので、少し注意しなくては、と思っているところです。

 

 

 

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