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猫とシャンプーの注意事項

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猫とシャンプーの注意事項

猫とシャンプーの注意事項

普通、猫さんたちはグルーミングの達人で、シャンプーを必要としないですよね。
でも、
・猫アレルギーの人が身のまわり、友人にいる
・猫さん本人が皮膚炎になりやすい
・猫さん本人がズボラで匂う

などという場合は、飼い主がシャンプーをしてグルーミングを手伝ってあげる必要があります。

 

 

 

シャンプーする前に

猫のシャンプーはよほどのことがないかぎり、月に1回以下で十分といわれています。
まずは、愛する猫さんが、シャンプーに耐性があるか確認する必要がありますね。
最初のワクチンが済んだ後、生後半年くらいからチャレンジしてみてください。


濡れることが好きな猫はいないと思うのですが、それでも我慢ができそうか、そもそも風呂場を嫌わないか、また難関・ドライヤーの風を嫌がらないかを確認しておきましょう。

 

正直、ドライヤーに耐えられない猫さんには、よほど気候の良いとき以外はシャンプーを避けた方が無難です。


また、最近では猫用シャンプーグッズも充実しています。
人間用のものを使うと被毛が痛む可能性もあるので、やめましょうね。

 

さてシャンプー開始となったら、まずはブラッシングして、少しでもムダ毛を減らしておきます。
そして肝心、事故防止のため必ず爪は切っておきましょう!

 


シャンプーの手順

注意すること:

・お湯の温度の確認
・猫の顔に水をかけない
・上から下に向かって流す
・段取りを頭に入れ、あたふたしない
・猫優先!欲張らない

 

めやすの所要時間:

・ぬらす→ 10分
・シャンプーする→ 5分
・すすぐ→ 10分
・かわかす→ 30分

 

猫さんのシャンプーには、35~38度程度のぬるま湯が適しています。
人間の髪の毛でも「最初のゆすぎて大半の汚れは落ちる」といわれますが、まずはお湯で体を丁寧に流してあげましょう。


シャンプー・リンスなどは顔には用いずに、体に柔らかく泡だて、あまり毛並みに逆らわないように洗い流してあげます。


オス猫はシッポの表側上部の毛穴に、ホルモンからくる臭いのある汚れがたまりやすいんですよ。


乾かすには、なるべくタオルドライを優先させます。
長毛種では30分以上かかる場合もあるかと思いますが、ドライヤーは、柔らかい温度で利用するようにしましょう。
猫さんは飽きっぽいので、無理強いして信頼関係を損なわないように、手際よくがんばりましょう!

 


お手軽なシャンプーグッズ

・ドライシャンプー
・シャンプーシート
・シャンプー時の保定用ネット などなど

 

便利なグッズが沢山ありますね。
特にドライヤーの苦手な猫さんには、ボディタオルなどと呼ばれるシート型のシャンプーや、拭き取るだけの泡シャンプーはおススメです。
猫さんを冷やすリスクを減らせますし、猫アレルギーの人は、猫の毛よりもフケの方に反応するそうなのですが、その飛散を抑えてくれます。


猫用ネットも便利になっています。
ミノムシ型に保定して、そのままシャンプーができるんですよ!

 

 

 

いかがでしょうか?
猫のシャンプーは猫本人にとっても飼い主にとっても、結構な大仕事です。
1番いい方法を探ってくださいね!