ネコとトリミングの注意事項
ネコとトリミングの注意事項
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最近暑くなってきたので、ネコのトリミングについても気をつけなければいけないことが出てきますね。
まだ残っている冬毛を取り除くこと、湿気の多いシーズンとなるため、耳ダニなどが発生しやすい点も、要注意です。
換毛期ですから、抜け毛を飲み込んで、毛玉症になったら大変です。
また、お年寄りのネコさん中心に、耳ダニや巻き爪のチェックなど、長毛種でなくても必要なお手入れはあるんですよね。
トリミングについて、自宅でやる場合と外部に頼む場合など注意事項について見ていきましょう。
[自宅でのトリミング]
トリミングを被毛だけでなく、グルーミングと言われる全体のお手入れととらえるならば、飼い主が出来ることもたくさんありますね。
■できること
・ブラッシング
・シャンプー
・耳掃除
・爪切り
・歯磨き
・目ヤニ取り
こんなことが自宅でできるトリミングです。
爪切りだって、獣医さんなどでは「施術」として数百円からの料金がつくんですよ!
特にブラッシングは飼い主とネコとの絆を深める大切な共同作業です。
スリッカー・コーム・豚毛ブラシ・ラバーブラシなど、いろいろなグッズも出ていますね。
母猫が子猫をなめるようなイメージで、骨を圧迫しないように小刻みにブラッシングしてあげると良いですよ。
注意することは…
・ネコのペースに合わせる
・おやつを用意する
・習慣化する
…などですね。
いちどに全部の面倒を見ようとしなくてもいいんです。
嫌がったときはやめる、我慢したらご褒美おやつをあげるなど、ネコさんと気持ちを共有するといいですね。
抱き上げても逃げない、口の中を見せてくれるなどの親密なスキンシップができることは、いざネコさんが体調不良になったときのためにも重要です。
投薬させてくれる間柄を築いておきましょう!
[プロに頼む場合]
長毛種のシャンプーやブラッシング、大変な毛玉取りなどは、プロのトリマーさんに任せる方がいい場合もあります。
また、肛門腺絞り、歯石とりなどは獣医さんでないと施術できないことですね。
獣医さんの場合はまず心配ないと思いますが…。
それでも飼い主として、トリマーさんにネコを預ける時、下記には注意しましょう。
・ネコの扱いに慣れているショップか
・特に最初は、短時間・パーツだけなどのお願いが可能か
・麻酔や鎮静剤などについて、納得のいく説明があるか
・動物取扱業登録証登録証が提示されているか
動物の美容院というと、どうしてもイヌが中心になるので、ネコの扱いが丁寧な環境かは、大事なチェックポイントです。
また、ネコのトリミングは暴れるのを防ぐために沈静化させる措置をとることが多いので、ネコの安全のためにもショップと飼い主がキチンと合意している必要がありますね。
普段から自宅でできる範囲でこまめにブラッシングすること、トリミングに連れ出したい方は人馴れさせておくことは、飼い主として心がけるべきことですね。
大事なネコさんとスキンシップを心がけつつ、間もなく来る梅雨を乗り切りましょう!
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年齢に合った猫の食事(続編2)
年齢に合った猫の食事(続編2)
先日に引き続き、猫のライフステージ別の食事についてお話したいと思います。
『維持期(成猫)』
1歳から高齢期までの期間を維持期と呼びます。
基本的に成猫では1㎏あたり65~80kcalを要すると言われており、避妊・去勢手術を実施した成猫では1㎏あたり55~70kcalといわれています。
(以前に避妊・去勢手術をした猫はホルモンの関係で太りやすくなりますと記事を記述したことがあります。是非そちらも参考にしてみてください。)
近年では室内飼育をしている家庭が多くなってきたため、肥満体型の猫が良く見られます。また、望まれない出産や、高齢になってからの病気のリスクを減らすためにも猫に避妊・去勢手術をしているご家庭も多くなりました。
上記を参考にして、成猫に見合った1日量を調節しましょう。また、猫は選り好みが激しいため、若いうちからフードをちょこちょこ切り替えると後に好きなものしか食べなくなってきたりするので注意が必要です。
次回は高齢期です。
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ネコとGW明けの注意事項
ネコとGW明けの注意事項
まれに見る長期連休となった方も多い今年のGW。
猫飼いの皆さんの中では、ネコを留守番させて旅行に出かけたり、逆にいつも仕事で不在がちな分、ここぞとモフモフしたり。
(笑)
…などと、いろいろと変化もあったかと思います。
今回は、そんなGW後のネコさんに対する注意事項です。
“5月病”はネコには関係ないはずなのですが、人間と暮らしているわけですから、どうしても影響はありますよね。
[ネコの連休中のストレス要因]
・飼い主との距離感
・ネコ自身の外泊
・来客などのイベント
ネコって、とにかく自分のお好みの日常を守りたがる性格なんですよね。
普段と食器が違うだけで、食事をとらなくなるネコだっているほどです。
そんなネコさんにとっては、たとえ愛する飼い主であっても「普段とは違う時間にいる」というだけで不安に思う可能性もあるんです。
まして行楽に出かける飼い主が、深夜帰宅や外泊などしていた場合は、要警戒!と考えるはずです。
もちろん「家付きっ子」であるネコさん本人がペットホテル宿泊などを経験した場合も要注意です。
早く安心できる環境に戻りたいと思う子、経験した環境との差異で、おうちの設備が嫌いになってしまう子もいるかもしれません。
また、意外に忘れやすいのが、親族の帰省・来客などのイレギュラーな人間の入れ替えです。
人間同士なら「久しぶりに会えて楽しかった」、「片づけたら日常だ」で済みますが、ネコにとっては不安の解消に猶予が必要です。
気づきにくいところでは、お祭りなどの喧騒も、ネコにとってはカミナリレベルでストレスに感じるようですね。
いずれの場合も、できる限り観察して、ネコさんの求めに応じてあげる必要があります。
例えば外出や食事時間をなるべく一定にする、お気に入りの毛布などの洗濯は様子を見てしばらく我慢する、などですね。
[よくあるストレス行為]
・行動力の低下
・攻撃性が増加
・食欲
・グルーミングの増加と減少
・トイレの失敗
・自傷行為
どこまでがストレス、あるいは「強迫神経症」になるか、ということは、本当に個性次第なんですよね。
でも、言葉が通じないネコさんを知るには、行動を観察するほかありません。
一番わかりやすいところでは「トイレの失敗」がありますね。
普段からマナーがいい子のトイレトラブルは、抗議行動である可能性が高いです。
怒らずに、愛情を傾けて様子を見てあげましょう。
多頭飼いで、急に他の子を攻撃するようになってしまったときには、あまり叱りつけずに若干のプライベートなテリトリーを用意してみてください。
隠れ家にしている段ボール、お気に入りのクッションの確保などだけで解決する場合もあります。
もしグルーミングのし過ぎや、掻いたりいわゆる「舐め壊してしまう」行動で、傷が増えたりしているときには、獣医さんにお世話になりましょう。
塗布薬だけでなく、お医者さまの判断で、ストレス軽減のお薬を処方してもらう可能性もあるかもしれません。
[ストレスが原因かも?ネコの病気]
・心因性脱毛
・猫ウイルス性鼻気管炎
・猫伝染性腹膜炎(FIP)
・特発性膀胱炎
ストレスのせいで感染症のリスクが高まるのは、ネコは人間以上と言われています。
ストレスによる免疫低下は「ウイルス性鼻炎」や、真菌の活性による皮膚炎を起こす可能性を高めてしまいます。
また「猫コロナウィルス」という、普段は悪さをしないウイルスが突然変異を起こし、FIPを発症するケースもあるそうです。
ストレスは大敵ですね!
いかがでしたか?
いろいろ怖いこともあげてしまいましたが…。
GW明け、ネコさんの行動に変化があったとしても、もう沈静化しているということであれば問題ないかと思います。
ただ、これからは寒暖の変化や梅雨の影響で、ネコさんもストレスを感じやすいシーズンになります。
適度なスキンシップと、穏やかな環境、怒らないで愛情をもって接することが大事ですね。
もし、気になることがあれば、表情や食欲、トイレの状況などを観察して、獣医さんに相談することも考えてみてください。
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年齢にあった猫の食事(続編)
今回は先日のお話に引き続き、猫のライフステージ別に食事の与え方について皆さんとシェアしたいと思います。
◉猫のライフステージ
① 12ヶ月齢までが成長期
② 1歳から維持期
③ 8歳から高齢期
とされています。
(※高齢期は6歳から~、10歳から~、など本・テレビ、動物病院などによって言うことが様々で正確な年齢は一概には決まっていないんです。目安にしてみてください。)
『妊娠・授乳期(母猫)』
母猫は出産のためにより多くのエネルギーを必要とします。そのため高カロリーで尚且つ消化吸収の良い食事を摂取すると良いと言われています。子猫用と兼用で販売されているフードが多いです。
『成長期(幼猫)』
妊娠・授乳期と同様に成長期の猫も多くのエネルギーを必要とします。成長期の場合、高タンパクを必要とし、先日記述した『タウリン』が必須になってきます。人間と同様、骨を作るためのカルシウムも大切です。成育がまだ未発達なため、ドライフードは食べやすい小さな粒であることが多いです。
次回に引き続きます。参考にして頂ければ嬉しいです。
(参考文献:https://www.nisshin-pet.co.jp/study/dictionary/cat/category01/lifestage/lifestage.html)
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年齢に合った猫の食事(前編)
猫に必要な栄養素をご存知ですか?
たんぱく質、炭水化物、脂質、ミネラルなどがあげられます。その中でも『タウリン』が猫にとって大切な栄養素です。
それぞれの栄養素は年齢によってバランスや量が変わってくるため、成長段階に合わせてフードを切り替えることが大切になってきます。
私たち動物業界では猫や犬の成長段階のことをライフステージと呼んでいます。
ライフステージは『妊娠・授乳期(母猫)』『成長期(幼猫)』、『維持期(成猫)』、『高齢期(高齢猫)』に分けられ、段階によって必須栄要素が異なります。
飼い主さんには『今の子に何をあげたらいいの?』とご相談を受けたことが度々ありました。
わたしがいつも飼い主さんにお伝えしていることを、出来るだけ分かりやすく猫のライフステージ別に食事の与え方のポイントについてお教えしたいと思います。
今回はちょっと長くなりそうなので次回の記事に記載したいと思います。楽しみにしててくださいね。
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猫のフケの原因は?
猫のフケの原因は?
猫のフケを見たことがありますか?フケは古くなった角質が剥がれ落ちたものを指します。
健康的な猫であれば、自分で毛づくろいをするのでフケが出る量は少ないかと思います。
では、どういった猫にフケが出るのか説明していきましょう。
まず、高齢猫。若い猫に比べて代謝が遅く皮膚が乾燥しやすい上、毛づくろいをしなくなります。
また、太っている猫は毛づくろいをしてもお腹や背中に届かず上手く毛づくろいが出来ないため、フケが目立つようになります。
それでもフケが多いなと思うようでしたら次のことが考えれます。
・皮膚の乾燥
・皮膚疾患(アレルギーや感染症など)
・内分泌疾患(甲状腺機能亢進症や糖尿病など)
長毛種は短毛種に比べると毛玉になりやすいので、定期的なブラッシングを出来そうであればしてあげるのもいいかもしれません。
シャンプーもやるとやらないでは違うかもしれませんが、わたしの経験上シャンプーが好きな猫を見たことがありません。(笑)
ホームセンターなどに動物用のドライシャンプーというのが売ってたりするので、シャワーが苦手な猫さん達にしてあげるのもいいかもしれませんね。とにかくお互いが無理せずやるのが一番だと私は考えます。
フケが出るのはただ汚いというだけでなく様々な問題が隠れている可能性があるので、まずはその原因を探ってみてから治療していくと良いでしょう。
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ネコと勘違いの注意事項
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