猫の平均寿命が伸びるかもしれない!後編
前回の続きです!
AIMとは、血液中に存在するたんぱく質のことで、ごみ取りの役割をしてくれます。
ざっくり言うと、腎臓はフィルターの役割をしており、フィルターが老廃物により目詰まりを起こすと腎臓に影響が出てしまいます。
腎臓の働き(フィルター機能)が悪くなると尿が出なくなったり、老廃物(ごみ)が溜まると腎臓病は進みます。
もちろん私たち人間にも老廃物が溜まりますが、人間の場合はその『AIM』が取り除いてくれるのですが、猫の場合、遺伝的にAIMが機能してないということが研究で分かったそうです。
では、治療としてはどのように行うのでしょうか。
尿細管に老廃物(ごみ)が溜まる
↓ AIM投与
老廃物(ごみ)にくっつく
↓
尿が流れるようになる
という仕組みです。
近い未来、腎臓病で苦しんでいるたくさんの猫たちが救える日がくるかもしれません!待ち遠しいですね^^
宮崎先生は2016年に猫の腎機能改善に関する論文を発表しています。気になる人は是非チェックしてみてくださいね。
参考文献
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/features/z1304_00002.html
https://www.google.com/amp/s/petomorrow.jp/news_cat/93263/amp
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ひい