猫のこころの病気(後編)
先日、猫の『こころの病気』としていくつか例に上げました。引き続き後半です。
・恐怖症
雷や花火、地震など日常生活には起こらないようなことに過剰に恐怖反応を示すことを言います。
症状としては、
・落ち着かなくなる
・いつもと違う場所で排泄してしまう
・物を壊してしまう
・攻撃的になる
などが上げられます。
対策としては、原因に対してまず慣らすところから始めましょう。
例としては、もし雷に恐怖心があるなら録音した雷の音(今はアプリなどで取れるかもしれません)を聞かせて徐々に慣らしていきます。
叱ると怒られることにさらに恐怖心を持ってしまうので逆効果です。
・心因性脱毛症
ストレスによって過剰なグルーミングをすることで、脱毛したり皮膚炎になることを言います。
原因としては、
・引っ越し
・家族が増えた など
普段とは違う環境の変化によって起こると言われています。
ペットホテルの預りや入院も原因のひとつとも言えるでしょう。
対策としては、環境に慣らすことです。
また、高いところや猫が隠れられる場所を用意してあげるだけでも違うかもしれません。
あまりにも精神疾患がひどいようでしたら、緊張を緩和してくれる内服薬の投与や、動物行動を専門に診ている動物病院もあります。
ぜひ参考にしてみてください。
ひい