🐈onekomaeニュース要約😽
今日は『ネコとちゅーるの注意事項』です!
(はじめに)
最近「ちゅーる」というネコ専用のおやつが人気ですね。
独特なノリのCMも好評、ちゅーるに夢中になっているネコさんの写真を飼い主がSNSにアップしているのも、よく見かけます。
それと同時に「ネコにとって体に良くないのでは」という話も聞かれます。
それは本当のことなのでしょうか。
(ちゅーるの成分は安全?)
ちゅーるはナトリウムが多い、塩分が高い、色素が体に良くない、栄養が偏っているのでネコには食べさせないほうがいい、などの噂が広まった時期もありましたね。
しかし、一般的なネコ用の食品と比べて、どちらかというと、むしろ安全だということが成分表示を見るとわかります。
例えばカロリーですが、実は我が家で与えている一般的なパウチ系のご飯よりも、グラムあたりの熱量は低いことがわかりました。
天然由来の塩分はあるようですが、人間にはわからないレベルですし、食品添加物もほかのペット食品より数が少ないくらいです。
「増粘安定剤(加工でん粉)、増粘多糖類、紅麹色素」このあたりが、よく問題視されている成分ですね。
種類によって入っている紅麹色素ですが、あくまで色素成分ですし、紅麹そのものは人間の高血圧低減やダイエット用のサプリメントになったりもしています。
また増粘系の成分は他社のパウチフードやおやつにも添加されているジェル化するための物質なので、穀物アレルギーがないネコならば、即危険ということはないでしょう。
「健康食品」の表示のあるフードにはかないませんが、保存料が無添加だったり、原材料重視だったり、マタタビなどでごまかしていなかったりと良い点も多くあります。
そもそも日本製なので、むしろ安全度は高いといえます!
ただし、気を配るべきポイントはあります。
・栄養や食感が偏ってしまうので、あげすぎは良くない
・香りが強いので、他のご飯が嫌いになってしまう
・保存料が入っていないので、開封したら早めに食べきる
・袋を確実に捨てること
安全であっても、あげすぎは良くないというのは当然ですし、そもそもネコはおやつのいらない生き物です。
人間も、例えば卵を1日に3つ以上とらない方が良い、などというのと同じですよね。
また、香りが強いご馳走に慣れてしまうと、総合栄養食であるドライフードなどを食べなくなってしまう可能性があります。
もともとネコはあまり噛まないで食事を摂る傾向があるので、歯ごたえのないちゅーるをご飯のように常食にするのはよくないという話も聞きます。
ちゅーる1本4グラムというのは、実は結構量が多いんですよね。
ただ、保存料の入っていない食品なので「残りはまた後で」というあげ方はよろしくないといえます。
開封後は1度のおやつで使い切るのが、ベストですね。
同時に、かなり香りの強いおやつなので、その袋もネコにとってはご馳走の対象に思えてしまいます。
たまに動画などで、ネコがちゅーるの袋を噛み砕いてしまった様子を見かけることがありますが、カケラ等を飲み込んでしまうと非常に危険です。
噛み始めたら、確実に取り上げましょう。
(まとめ)
いかがでしたか。
「ネコのおやつ」というものには賛否両論あるかと思いますが、特に「ちゅーるに問題がある」というわけではないことがわかりました。
ただ、人間が植物由来だからといってポテトチップスを大量に食べては不健康なように、飼い主として適量は守らなくてはいけませんね。
お年寄りネコや持病のあるネコさんについては、獣医師に相談してから与えることも大事です。
ちなみに、我が家では「ちゅーるは嫌い」と1口も食べてくれないメスネコさんもいますが、これは好みの個人差なので、問題がないと思っています。
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